釣りをする際にあると便利なフィッシングツールというのは、今では結構知られているものが多くなっています。今回は、ファミリーフィッシング向けのツールに絞って案内をしますが、次のようなものがないと釣りの難易度が上昇する場合もあるので注意して下さい。とりあえず、「ハサミとペンチ」の2つについては、ファミリーフィッシングであっても必要になる場面が多いです。ハサミについては、ミチイトなどを切断する際に使うのですが、場合によっては医療器具のような使い方で使う場面もあります。

例えば、港などで釣りをしていて体を擦りむいてしまった場合がそうです。このような場合には、ティッシュやガーゼなどを切断してちょうどよいサイズにしてから、消毒液などを付けて傷口が化膿しないようにします。ハサミのその他の使い方では、パックなどを切る際に利用します。パックというのは、釣りでは釣りセットなどのパックがそうです。シールなどで開かないようになっているものが多いのですが、ものによってはそのシールがないものもあります。

力づくで開けてしまえば?なんて考えてしまうこともありますが、釣りセットなどによっては中に釣り針などが入っていたりするので危険です。そんな場合にはハサミを使うようにしましょう。次にペンチですが、こちらの主な用途は「フック外しとオモリ潰し」で必要となっています。フック外しについては、ファミリーフィッシングなどでも重宝することが多いでしょう。というのも、魚というのは見た目以上に滑っていますし、釣った際に血などが口についているような場合もあるのです。そんな時に手を汚さないで済むのがペンチです。

ペンチについては、家庭で使用されているようなペンチで問題ありませんので、わざわざファミリーフィッシングのために新しく購入してくる必要はありません。もう1つの用途のオモリ潰しですが、主に板オモリとされているものを潰す際に使用します。板オモリというのは、好きな長さに切ってミチイトなどに付けておけるオモリです。長さによって重さを調整するわけなのですが、ただミチイトにつけてもキャスティングの際に外れてしまうケースが多くありますので、ペンチを利用してもオモリを固定するわけです。

また、ペンチ無しで力づくで板オモリを固定してみるとわかりますが、指定位置からずれやすいのでストレスになりやすいです。子どもなどがファミリーフィッシングをしている場合には、この2つのフィッシングツールはあったほうがいいでしょう。それ以外であったほうが良いとされているフィッシングツールは、消毒スプレーとハンドソープボトルです。釣りをした後は、場合によっては汚れている場所などが多かったり、スリキズ等があったりもします。そんな場合には、これらを使ってきれいな状態にしておかないと、後になって傷口などが化膿してしまう可能性もあるので注意して下さい。この2点については、100円ショップに売られているものを使用でも問題ありません。