ファミリーフィッシングでもそうですが、釣り場というのは「行ってはいけない場所は行ってはいけない」のです。謎掛けではありません。ですが、ファミリーフィッシングをしていると、子どもがウキウキして走って行くのを見て、静止できない人と言うのは多くいたりします。なので、今回はそんなファミリーフィッシングにおいて危険であったり、通行禁止となっているようなポイントについてを案内していきます。これらをしっかりと理解して釣りをするだけでも、釣りの危険度については大きく下がるようになっています。

まず、「立て看板が設置されている場所より先」については、基本的に釣りなどでは利用してはいけない場所です。これから工事が行われるようなポイントもありますし、他にも工事途中となっているポイントもあります。見た目的には、釣りを楽しめるようなスペースになっているのですが、よく見ると海面までの高さなどが不安定であったりしますし、なによりも「階段などの設置がない」場合が多いのです。階段がないと、場合によっては2m以上の高さから転落した後に、泳いで元の場所まで戻らないといけなくなったりします。人によっては、パニックに陥る危険もあり大変なことになりかねないので、利用をしないようにしておきましょう。

次は、「釣り場とは無縁の場所」です。具体的には、港などの釣り場だと隣接している場所に工場があったり、もしくは歩行者用道路などが海に沿って設置されている場合があります。見た目的には安全なように見えますが、実を言うと危険が一杯なので無意味に立ち寄ってはいけなかったりします。その理由ですが、「ガードレール等が設置されていない」からです。つまり、道路から乗り出して海を覗いた場合に転落する危険性があるのです。ガードレールのようなものはあるのですが、高さにして50cm程度となっているので乗り出すのは簡単です。

ファミリーフィッシングをしている場合に、子どもがそのような場所に訪れると危険というだけでなく、一番厄介なのはある程度のところまでは石が積まれているので歩いていけるということです。つまり、海の深いところまで歩いていけるようになっているので危険とされています。石などは段々と感覚を広げていく形で設置されているので、もし、足を踏み外してしまうと転落だけでは済まない場合もあります。ファミリーフィッシングをしている場合、出来るだけ子どもからは距離を離さないようにして監視しているのが重要なのです。

最後に、「防波堤の先端」についても危険が多いので注意して下さい。釣りに慣れていない人ほど先端部分は人が少ないので釣れると思い込んでいます。防波堤の先端部分には、高低差の激しい地面などがあったりもするので、転落すると体を打ちつけてしまうようなケースもありえます。それだけではなく、場合によっては高波などに襲われてしまう危険性もありますし、なによりも海面に転落してしまった場合に、早い潮流にさらわれやすい位置でもあるのです。危険という認識が少ない子どもや、危ないもの見たさの中高生などがいる場合には、特に注意しておいたほうがいいでしょう。