Month1月 2014

重りは何号をセットすればいいか知っておいた方がいい

海釣りなどでファミリーフィッシングをする場合に、タックルだけでなく釣りをする際に必要となるオモリの号数についても知っておいたほうがよかったりします。また、海釣りでよく利用するオモリには3タイプがあるのですが、号数では「8号、10号、15号」となっています。防波堤から10~20mでキャスティングをしていくというのであれば、15号については不要と判断していいです。ちなみに、釣りショップなどでは20号以上が遠投には向いていますよというふうに案内されたりするのですが、20号以上は「危険性があります」から使用についても敬遠しておいたほうがよいでしょう。

その理由については、ファミリーフィッシングのフィッシングスタイルそのものにあります。思い思いで釣りをしてしまうので、このようなファミリーフィッシングでは「いきなり暴投をしてしまう」危険性があります。また、その場合には最寄りの人に命中してしまう可能性があるのですが、8号や10号を簡単にキャスティングされているだけであれば、暴投の危険性はかなり低くなるのです。そもそも、ちょっとだかロッドをしゃくってからキャスティングするだけで20mは飛びます。防波堤であれば高さの有利もありますので、30m付近までであればサイドスイングする必要もないのです。

横に振って投げる場合はサイドキャストと言い、縦に振りかぶって投げる場合にはオーバーキャストと言いますが、基本的にファミリーフィッシングで重要なのはオーバーキャストのほうです。誰にも迷惑をかけませんし、慣れてしまえば暴投の危険性は0に等しい状態になるからです。子どもの場合、フィッシングテレビであったりフィッシングマンガやアニメの影響を受けて、ベイトリールなどを使っている子どももいますが、危険性について指摘をしてから簡単にしゃくってオーバーキャストするように言っておいたほうが無難です。

また、暴投でもっとも恐ろしいのは「ラインが切れて飛んで行くケース」です。このケースでは、ラインだけでなくオモリまで勢い良くあさっての方向に飛んで行くわけなので、命中してしまうと病院送りになってしまう人も出てしまうでしょう。ラインというのは、現代ではタックル開発技術についても高まっていますので、子供が思いっきり力を入れた程度では切れないようになっています。麻糸を撚り合わせたようなラインまであるのですが、そのようなラインなどを使っている場合にはまず切れるということはありません。

ですが、劣化してしまうのはラインの宿命でもあるので、重いオモリを使ってしまった場合には「耐久限界を迎えてしまう」のです。子どもの場合、絶対的なほどにラインの丈夫さを信用してしまうところがあります。すると、いきなりサイドキャストなどで思いっきり振ろうとしてしまいラインが切れるという事になりかねないのです。ファミリーフィッシングをする場合、親が代わりにキャスティングをするなどして事故を未然に防ぐのも大事ですし、オモリの号数についても防波堤からの遠投程度であれば8号から15号までで十分なのだと理解しておきましょう。

特に遠投をしないでもキスを釣れる方法の案内

秋のファミリーフィッシングで定番というと2つあります。1つは「遠投でキス釣り」、もう1つは「コマセ釣りでアジ・サバ釣り」というものです。後者については、タックルなどを用意するとそこそこのお金がかかるので、遠投でキス釣りをする場合の方法を1つずつ解説していきます。まず、キスとは何なのか知らない人のために、キスという魚が対象魚に選ばれる理由と、料理などではどのような料理として親しまれているのかを案内します。

キスとは、海で釣れる魚なのですが白身の魚で非常に美味のため人気の対象魚です。秋になるまでは、回遊性の高さもあり時々釣れることもある魚となっているのですが、秋になると防波堤などの浅いところにも棲みついていたりするので、秋から冬にかけてはよく釣れる魚となっています。また、この魚については遠投でキス釣りというふうに、遠投をするのが大前提となっているのですが、防波堤は近くに数m程度の深さのポイントもあったりするので、遠投というのは絶対に必要となっているわけではなかったりします。

実際に、キス釣りをする際には防波堤から20mも投げれば釣れるようになっています。また、どのような場所に棲みつくのかというと、基本的に階段上になっているボトム(海底)に棲んでいます。じっとエサを待っているようなスタイルでエサに飛びつくのが特徴なのですが、アオイソメとされているエサなどを好んで食すというような特徴があります。アオイソメについては、釣りショップでは300円から1000円で売られているので、1・2時間程度で引きあげる予定なのであれば300円程度のエサを購入するようにしておきましょう。

タックルについては、バスロッドなどの竿でもいいですし、遠投用の長い竿でもいいです。ただ、壊れにくいカーボンロッドを選択しておいたほうがいいです。よくキャストをしないといけない釣りでもあるので、丈夫ではないロッドの場合には破損の危険性もありますし、場合によってはキス以上のサイズの魚がかかるようなこともあるからです。エサについてはアオイソメでいいのですが、ウキ釣りなどはしないでもミャク釣りをするようにするのも大事です。ミャク釣りとは、オモリを付けてエサを沈めるフィッシングスタイルです。

ファミリーフィッシングなどでもよく見かけるのですが、オモリについてはナツメ型オモリとされているものの15号を選択しましょう。号数が上がるほど重いおもりとなるのですが、20号を超えると重すぎるだけで、子どもによっては暴投の危険性がありますので10号から15号を2つずつで用意しておくといいです。計4つのオモリを用意してミャク釣りをするのですが、エサを投下してからはリールを巻くだけで釣れますし、アワセについては簡単にロッドをしゃくるだけで問題ありません。料理については、バターソテーなどが一般的で、他にフライや刺し身にしても美味とされている秋では定番の対象魚です。

釣りとスマートフォンは意外と相性が良い

釣りをされてみるとわかりますが、スマートフォンについては釣りでも必須となります。ないよりもあったほうが良い・・・ではなく、ない場合にはちょっと困るようなことが多いです。例えば、「天気予報アプリ」などがそうです。現代では、携帯電話やパソコンがあれば天気予報なんて、ネット接続でいつでも見られるものです。ですが、釣り場でもそうですが外出中には急に転向が荒れてきたりするものなので、じっくりとネットに繋いでいる時間はなかったりします。パソコンに至っては、外出中に利用するのはノートパソコンであっても面倒でしょう。

また、無理にノートパソコンを持ち込むのだけはやめておいたほうがいいです。その理由ですが、ノートパソコンのバッテリーはあまり長くないからです。古いものでは2時間未満でバッテリー切れになってしまいますし、新しいものでも5時間ほどであったりします。充電を忘れてしまっている場合や、充電器を購入して自動車などに積み込んでいない場合には、無用の長物を持って行っているだけになりますし、自動車運転中にぶつけてしまうなどして破損させてしまうような恐れもあります。

そこでスマートフォンなのですが、今ではボタン1つで今いるところの天気予報がわかるようなアプリまであります。似たようなアプリは多いのですが、「天気予報アプリケーション」でネット検索をしてみると、多く見つかるので探すのは難しくありません。今回は、釣り場の天気予報に対応しているものをインストールするようにして、釣り場でも使えるようにしておきます。これで、ファミリーフィッシング中などに天気のぐずつきに悩まされる心配はありません。ちなみに、これらのアプリケーションについては無料でインストールが出来るようになっています。

もう1つ便利なアプリケーションがあります。それは、利用するお店のクーポン券を検索してくれるサービスです。今では、スマートフォン1台で受付でクーポン利用できるものもあるのですが、ファミリーフィッシングでは高い効果をあげると注目を集めているものが多いです。クーポン券の利用については、クーポン券の購入か無料利用のものをクリックするだけで使えるようになっているので、使い方がわからないという人はほとんどいないほど操作性についても優れています。ものによっては、1万円以上のものが30%OFFになるような場合まであります。

ファミリーフィッシングでは安いものしか購入しないなんて思っている人もいますが、それでも家族で1万円以上のタックルセットを購入した場合には、全額5%引きのようなクーポン券を利用すると、消費税分はお得になるので使ってみる価値はあるといえます。また、クーポン券だけでなく、スマートフォンがある場合にはおサイフケータイ機能を利用できるのも大きいでしょう。今では、釣具屋であっても最新のおサイフケータイ機能の利用が出来るようになっていますし、もし、クレジットカード機能などと連動している場合には、クレジットカードでショッピングを楽しむことまで出来ます。急な物入りというのは多いので、スマートフォンはあったほうが便利でしょう。

あまり魚が釣れない場合にはどうすればいいのか?

釣りをしていると、段々と釣れなくなっていくということもあります。ですが、そのような場合に安易にポイントを変えるということをしないようにしておきましょう。その理由ですが、ポイントが取られてしまうからです。ポイントとは、釣りをする上で腰を据えて釣りを行う場所なのですが、時間によっては人気のポイントもあったりします。人気のポイントについては、一度取られてしまうと時間によっては1日中で使われてしまうこともあります。特に、ファミリーフィッシングにおいては、このようなポイント移動は厳禁だと思っておいて下さい。

というのも、ファミリーフィッシングというのはポイント探しだけでも30分以上の時間を使うことが多いからです。人気の釣り場では、ポイントなどの取り合いで喧嘩にまでなるようなケースもありますし、ポイント選びなどで危険なところを選んでしまうと、本当に危険な目にあってしまう危険性まであります。また、早朝にポイント選びをするというのも、ファミリーフィッシングなどではオススメ出来なかったりします。その理由ですが、早朝は思っている以上に暗いからです。

場合によっては、足を滑らせてしまうこともありますし、転落してしまう人までいますのでファミリーフィッシング向きではありません。もし、ファミリーフィッシングを楽しみたいのであれば、お昼過ぎを狙って移動をするようにしておきましょう。時間的には2時や3時からがオススメです。一般的にあまり魚の活性がいいタイミングではないのですが、それを知っている釣りに慣れている中級者が移動をしていることが多いからです。つまり、自然にポイント選びで勝つことが出来るということです。

また、大物などが釣れづらい時間帯というだけで、それから1・2時間もすると小物の魚などが回遊してくるので、先にそのようなポイントを抑えておくのは無駄もなかったりします。また、ファミリーフィッシングにおいては釣具の用意などで時間をかかるものですが、周囲に人がいないと急がずにタックルなどをセットできたりします。周囲に人がいる場合には、自然と気持ちが急いでしまったりします。「折角のチャンスなんだから、すぐに釣りをしたい」と思ったりするものなのです。

しかし、焦っても釣果に大きな影響を与えるわけでもないので、このような対応についても釣りでは不要とされています。人によっては、ポイント選びのために走っている際にこけてしまったりして怪我をする人もいますし、高いタックルにダメージを当ててしまい、場合によっては破損してしまい釣り場を去っていくような釣り人までいます。なにより、釣り場というのは想像されている以上に危険です。波などを被るだけでなく転落の危険性まであるので、ゆったりと歩くことも大事になってくるのです。やはり、それらを考慮してファミリーフィッシングを楽しむのが一番となりますし、なによりも焦っても本当にいいことはありません。

他の釣り人からは1mは距離を取るようにしよう

釣りをしている場合、特にファミリーフィッシングではそうなのですが、「マナーを忘れる人」が多かったりします。また、ファミリーフィッシングに慣れてきても同じような失敗をしてしまう家族というのは多いです。特にダメとされているマナーについては、「相手の釣り場を荒らさない」というものがありますので、ファミリーフィッシングをする際には注意をするようにしておきましょう。具体的には、1m以上の距離を離して釣りをするのがマナーです。一般的に人気の釣り場になると、1mから3m程度は距離が空いているものです。

これは相手に気を使って釣りをしているだけでなく、場合によって「オマツリ」になってしまうので行っているマナーです。オマツリとは、相手のラインと自分のラインが絡んでしまっている状態です。もし、相手の釣り針に魚がヒットしている(釣れている)状態であれば、カンカンになって行われることもあるでしょう。どこまでいっても、釣りというのはファミリーフィッシングであれば楽しむためで、1人であれば魚を釣るために楽しんでいるものです。

自分たちのマナーを押し付けて、相手に対して迷惑をかけていないかについては、何度も注意するようにしておきましょう。それと、もう1つこのマナーには良いところもあります。それは、1m以上離していると、思いっきりロッドを触れるというものです。サイドスイングでは迷惑をかけてしまいますが、オーバーキャストであれば問題はかけないでしょう。オーバーキャストとは、横ではなく縦で釣り竿を振っていく方法です。一般的に海や川などに関係なく、多くの釣り人はオーバーキャストで釣具をポイントに投下しているだけなので、これであれば問題とはなりません。

次に、1m以上離しておくとファミリーフィッシングについても楽しくなります。実際に釣りをしてみるとわかりますが、釣り場というのは大勢で使うにしては狭すぎるので、ファミリーフィッシングであっても交代制で釣りをする場合が多いからです。あまり距離を引き離していないと、釣りをしていない人が休息するためのスペースがなかったりしますので、そのようなスペースが重要とされているのです。

ちなみに、1m以上離さないでマナー違反をしていると、管理人や管理スタッフを呼ばれる可能性もあります。これがファミリーフィッシングでは多いトラブルの1つとなっているのですが、釣り場には管理人やスタッフがいたりもしますので、遠くから監視されているということもあります。また、釣魚組合といった組織だった動きで監視しているケースもあり、マナー違反が多いと釣り場そのものから白い目で見られるので注意しましょう。一般的に距離を離して釣りをしているだけでも、あまり監視についてはされないことが多いです。また、他の釣り人がいる場合には、「ここを使ってもいいですか?」と断っておくのもマナーです。一声かけてから楽しく釣りをしましょう。

釣具で注意すべきは道具ではなくてエサだったりします

ファミリーフィッシングでもそうですが、基本的に今の時代に釣具屋で釣りに必要な物が買えないなんてことはありません。なので、なにか欲しい物がある場合には釣具屋を利用したほうがいいです。逆に、ファミリーフィッシングだからといって、釣具セットなどをネットなどで購入しないほうがいいでしょう。というのも、ネットで購入をした場合については希望の品が買えない危険性があるからです。

近年では、釣具というのは釣りブームが去ってしまったこともあり、かなりの量がネットには溢れているような状態です。ですが、2年ほど使用したような釣具については、「耐久の限界が近い」状態になっているので危険です。実際に釣りには、カーボンなどが利用されているのですが、破壊してしまった際にはカーボン片などが飛び散ったりすることもあります。当たると危険というより、壊れやすいので釣りが途中でストップとなってしまうのが、精神衛生上あまりよくありません。

実際に釣りをしてみるとわかりますが、釣りというのは楽しい時に限ってトラブルに巻き込まれやすいものです。特に、釣具については新品か業者が販売している中古品くらいでないと、安全性が約束されていないのと変わらないので要注意です。また、釣り道具だけでなくエサについても気を配るようにしておきましょう。気を配るようにしておくと、場合によっては結構良い品物が安く手に入ったりします。例えば、釣りなどを川で楽しむのであれば練り餌を使うのですが、安いものであれば300円未満で購入できます。

また、このような値段で買えるものについては、1日に数時間程度で釣りをする人であれば2・3日分にはなったりするのです。釣具屋であれば、このような話をしてくれるので、練り餌などについても1セット購入して終了となるのですが、ネットなどでは大量に買ったほうが安いなどの触れ込みで、ファミリーフィッシング専用の釣り餌をさばいているようなショップまであったりします。確かに大人数のファミリーフィッシングとしては使えるのですが、個人であった場合には量が多すぎるとなってしまいますので要注意しましょう。

そして、海釣りのファミリーフィッシングについてですが、安易に生きエサを購入しないようにしておいたほうがいいです。この理由については、「エサが噛みついてくる」からです。子どもの場合、気持ち悪すぎて泣いてしまうようなケースまであるので、この生きエサについてはファミリーフィッシング向きではありません。「匂いつきのソフトルアー」というものが売られているので、海釣りの餌を購入する場合にはソフトルアーを購入するといいです。また、釣りショップにはソフトルアー販売用の自動販売機についても設置されていますので、そちらで購入するような対応も可能であったりします。値段については、生きエサより200円高い程度なので、ファミリーフィッシング向きとして推奨できるエサです。

もし、釣り場で体調不良に見舞われた場合はどうするのか?

釣りなどのマニュアルを見ていても、体調不良に見舞われた場合などについては明確な案内が載っておらず、実際に釣りをする人の自由となっているケースが多いです。ですが、体調不良に見舞われた場合については、次のような対応をするようにしたほうが、後々になって気苦労などをしないで済みます。まず、救急ダイヤルについてはスマートフォンに登録をしておくといいです。後になって慌てて探そうとすると結構見つからないのでイライラしますし、状態が悪化するとめまいになってしまったりと、まともにスマートフォンを触れない状態になるケースもありえます。

次に、クーラーボックスには凍らせたペットボトルなどを入れておくのも忘れないようにしておきます。凍らせたペットボトルについては、枕のような使い方もできますし、一時的に日射病などで気分が悪いだけとなっている場合には、ペットボトルにタオルを巻いた状態にして脇に挟むなどで、気分を和らげるような使い方もできるのです。誰にでも簡単にできるような対処方法なのですが、それにも関わらず釣り雑誌にはこのような体調不良に見舞われた場合の対処方法が載っていないものです。また、よく治療などで載っているような民間治療についてはしないほうがいいです。

例えば、相手などの状態を聞いて治療を施す場合ですが、絶対に治療薬などについては与えないようにしておきましょう。釣りというのは、誰であってもそうですが環境の変化もありますので、釣り場に長時間いると気持ち悪くなります。そのような場合は、川や海などの水面を見てじっとさせておくというのが理想です。下手に民間治療を行ってしまうと、後になって症状が悪化するとクスリ漬けにしてしまう危険性があるからです。また、体を動かすと気分転換になると言われていますが、この対処方法が最も危険なのでさせないようにしておきます。

何故かと言うと、このような対処方法をしているといきなり吐き気をもよおすケースもありえるからです。もう1つは、落下などの危険性です。釣り場などではある程度のバリケードなどが組まれていたりするのですが、それでも転落事故というのは大きく減っていないのが現状です。一番多いケースは、釣りなどで気分が悪くなった際に、すぐに自動車などが置かれている駐車場まで移動しようとして、フラッとなり海へ転落してしまうなどの事故です。海というのは、想像されている以上に海流が早いので、落下するだけでも危険とされていますし、近くにテトラポッドなどが設置されている場合には衝突する可能性もありえます。

なので、よほど気分が悪いと言っている状態以外については、横にしておき冷やしておいたペットボトルをあてがうようにしておきます。それと、体調不良に見舞われた場合に傷などが見える場合には、必ず治療をしておくようにします。傷だけであれば民間治療であっても、今では消毒スプレーなどが売られていますので問題ありませんし、つけておかないと後になって化膿する場合がありえます。

消毒スプレーなどの用意も釣りでは必要です

釣りをする上で大事な道具というのは、釣りに関するものだけではありません。消毒スプレーのような小物についても必要になってきます。これについては、実際に釣り場のトイレなどを利用してみるとわかるのですが、石鹸のようなものが設置されていない場合が多いからです。そもそも、釣り専門とするためにわざわざ港などを建設しているわけではないので、トイレなどについては「オマケにすぎない」のです。これを知らずに釣りに行くと、生臭い匂いがずっとついた状態で釣りなどを楽しまないといけなくなります。

ちなみに、生乾きになっても魚臭さのようなものは全く消えません。魚には鱗などにびっしりときつい臭いが付いているので、魚を直に触ってしまうと鱗の臭いがついてしまうのです。なので、トイレを利用する際には「マイ石鹸を使用する」ようにしておきます。また、利用した後はしっかりと回収をしておくようにしましょう。マナー違反でもありますし、場合によっては第三者に勝手に使用されたりするからです。また、勝手に使用されたりしても文句は言いづらいでしょう。備品として置かれているものを当人は利用したと思っているからです。

このようなケースもあり得るので、もしマイ石鹸などを持って行く際にはカゴなどにまとめて消毒スプレーなど入れておき、管理をするようにしておきます。また、石鹸と消毒スプレーを持っていく理由ですが、臭い消しだけのためではありません。特に消毒スプレーは釣りでは重要なアイテムになります。実際に釣り場に入ってみるとわかりますが、川でも海でもハチなどの危険な昆虫であったり、毒などを微弱ながらにもっている魚などがいたりするからです。もし、これらの毒などを受けてしまった場合については、まずは冷水で冷やすようにして消毒スプレーの使用をします。

特に、後者の消毒スプレーは大事です。腫れなどを抑えてくれるだけでなく、さらに膿についても発生しないようにしてくれるからです。ハチや魚の背びれなどの毒にかかってみるとわかるのですが、痛いのは確かなのですが、それ以上に「触ってみたい、引っ掻きたい」という衝動に駆られるようになります。今では、消毒スプレーだけでなく、傷口を冷やして凍らせてくれるものまで売られています。もし、蚊のような昆虫に刺された際に、痒みから引っ掻いてしまった経験がある人は、傷口のかゆみを抑えてくれるようなドライスプレーについても持っていくようにしましょう。

値段については、どれも1000円ほどで売られているので3つとも購入しても、1セットで3000円ほどとなっています。また、消毒スプレーについてですが、最近では傷口の化膿止めだけでなく、皮膚の疾患についても抑えてくれるようなものも売られています。ですが、このような多機能な消毒スプレーについては購入をしないようにしておきましょう。というのも、使ってみるとかえって痒くなったりすることが多いからです。薬品と傷口が何かしらの反応を示しているのだと思いますが、利用しているほうにしてみると痒くてたまらないので、よく売られている傷口の消毒スプレーだけで結構です。

トイレがあるかをチェックしてから釣り場に向かう

意外と大事なことなのですが、あまり釣り雑誌には載っていないので案内しておきます。釣りに出かける際ですが、「コンビニなどのトイレ設置店」については必ず見つけた状態で出かけるようにしておいて下さい。川釣りをする場合には、最寄りのコンビニなどを見つけておくか、もしくはガソリンスタンドなどトイレを借りられそうな店を探しておくようにするといいです。海釣りの場合には、コンビニと海浜公園などでトイレがあるかをチェックしておくようにしましょう。チェックしておかないと後で大変なことになったりします。

どうしてトイレが必要なのかについては、安易にトイレをするためだけでなかったりします。例えば、魚釣りをしていて手を怪我するなどした場合については、川や海などの水を使って手を洗うのは危険です。落下してしまう危険性もありますし、なによりも清潔であるかどうかがわかりづらいケースが多いからです。場合によっては、そのような水を使ってしまったせいで体調不良になってしまうケースもありますし、人によっては手などが膿んでしまったりするケースまであります。

その他にも、トイレなどであれば清潔な水が使えるようになっているので、「お手洗いをしっかりできる」というメリットがあります。このメリットについては、例えば川魚などを触った後の手などを嗅いでみるとわかるものです。とりあえず生臭い匂いがあって応えるでしょう。また、川などの水を使ってキレイにするというのは不可能ではないのですが、臭いが完全に取れないケースが多いので注意して下さい。川水というのはきれいなケースが多いのですが、場合によっては工場などの水が排水されていて一部にたまっているケースもあるのです。川と言っても、上流ではなく下流の場合に多いと思っておいて下さい。

次に、トイレについては便器の数が足りているのかもチェックしておきます。下見などをする際には、大便などの際に便器数が足りているのかもチェックしておいてほうがいいでしょう。というのも、魚釣りを実際にしてみるとわかるのですが、青空の下で釣りをしていると「何もかもが美味しく感じる」ケースが多いようで、昼飯でもそうですが食事の量が普段より多くなる人も多いからです。実際に魚釣りをしている横でバーベキューなどをされている家族もいますし、自分で捌いてその場で釣った魚を食べているような人までいるのです。

普通に考えると健康的なのですが、場合によっては食あたりもありえると思っておいて下さい。特に子どもと一緒にファミリーフィッシングをしている場合がそうです。ファミリーフィッシングをしていると、子どもなどがトイレを探して泣いたりすることもあるのですが、大抵のケースは最寄りのトイレはすでに使用済みになっていて、大便をしたくても専用のトイレが見つからなくて泣いているケースが多いのです。このようにたかがトイレと感じるかも知れませんが、釣りをしていると重要なことなのでチェックしておいて損はありません。

朝から釣りをすると爆釣になるというわけではないです

釣り雑誌などを見ていると、釣りというのは朝から入って釣りをしていないと釣れないという気持ちになったりします。ですが、基本的に釣りというのは凪(なぎ)とされている状態でない限りは安定して釣れるケースが多いです。また、どうして朝だと魚がよく釣れるようになっているのかというと、それは朝だと魚の活性が高いからです。活性とは、魚がどれほど回遊しているのかというレベルだと思っておいて下さい。

回遊については、高い魚もいるのですが一般的に魚というのは、決まったルートを回ってエサを探している動物です。また、朝になると特にエサを求めて動きまわるようになるので、エサが見えるだけで飛びついてくる魚までいたりするのです。これが元になって爆釣に繋がったりするとされているわけです。しかし、朝だけしかそのチャンスがないのかというと、そうでもなかったりします。他にも、昼前であったり夕方から夜になるまでの2時間程度の間であっても、結構魚が釣れる時間があったりするものです。そのような時間帯についてもチャンスとなります。

例えば、川魚などについては夜になるまで日中ずっと釣れると思っておいてよいです。この理由については、川魚というのは基本的にあまり活発に動いていないからです。川底にへばりついている魚もいますし、決まったエサの確保先でじっとしているような川魚までいます。また、川魚はあまり警戒などをしていない場合が多いので、エサを入れるとすぐに釣れるというケースまで多いのです。近年では、ファミリーフィッシングなどが流行っている状態なので、川釣りを専門的にしているケースは減っています。つまり、スレていない魚が多いような釣り場というのは結講多かったりする状態なのです。

これを魚釣り用語で「スレていない」というのですが、多くの人が釣り場を使っていない場合には、魚の警戒心についてもずいぶんと緩くなっている場合が多かったりしますし、なによりも爆釣の場合には20匹以上釣れるというのも珍しくありません。また、釣り場などで使うエサについてですが、別に練り餌でなくても問題なかったりします。練り餌とは、水を入れて練るだけでエサになるのですが、練り餌以外にもミミズであったり匂いつきのソフトルアーであっても釣れるようになっています。

ミミズについては、釣具屋で売られているものを利用するのもいいですし、畑などでエサ探しができるのであれば畑でエサを探してみるというのも1つの手段です。ちなみに、ミミズは水はけの良いところに住んでいますので、土がちょっとだけ湿っているところを掘り返してみると簡単に見つかったりするものです。ソフトルアーについては、1セット10個ほどで800円ほどで売られているのですが、こちらについては匂いつきのものとそうでないものが含まれていますので注意して下さい。匂いつきのものが見つからなかった場合については、釣具屋のスタッフに尋ねてみるといいでしょう。

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