豆知識についてですが、釣りに関するもので釣りに微妙に関しているようなものがあります。例えば、「コマセ釣りの豆知識」がそうです。コマセというと、撒いておくだけで大物などが回遊してくるチャンスがあるとされていますが、正確には小魚がコマセに群れているのを発見して近寄ってくる場合が多いです。つまり、コマセを撒けばとりあえず寄ってくるというものではないのです。小魚などが、コマセに含まれているエサなどを捕食する際に、「捕食音が発生する」ようになっているのですが、その音が水中では遠くまで伝わりやすいので大物などが寄ってくるわけです。

言い方を変えると、「一定時間撒いてみて効果がない」のであれば、コマセ釣りはポイントを変えたほうがいいのです。次に、「釣り場の天気は変わりやすい」というのを知っておいたほうがいいです。港などの海釣りでよく見かける現象なのですが、天気が一日中で曇りであってもカッパは用意しておいたほうがいいでしょう。また、釣り場のそばには駐車場があったりしますが、なるべくポイントから近いところに設置しておくのも大事です。急な雨風というのは、かなり体温を奪うものなので、場合によっては体調不良の原因になったりすることもあります。

それと、レストハウスについては年中でやっているわけではありません。マリーンクラブなどのために提供されているレストハウスもありますし、海辺のお店については季節限定で開放されているケースが多いからです。それらを頼って昼食をとろうとすると、場合によっては営業をしておらず昼食をとれないなんてこともありえるのです。もし、釣り場に向かう際には、予めショッピングセンターかコンビニくらいは見つけておいたほうがいいです。釣り場には、ファミリーフィッシングなどで沢山の人が行き来していますので、1km範囲内に何かしらの便利な施設があったりしやすいものです。

また、釣りエサについてですが、釣りエサの大半は自分で調達することも可能です。ミミズは、水はけの良い土地などに棲みついているので、木の葉などが積もっている場所を掘ってみると大量にみつかったりします。アオムシ(アオイソメ)についても、ちょっとだけ海を散策してみると、海水が混じっている砂浜部分であれば見つかったりすることもあります。これらについては、釣りショップでは500円前後で売られているものなので、自分で調達する術を身につけておくとお金の節約に繋がる場合もありますし、川釣りの場合には釣りポイントで現地調達できるものも多いとされています。

最後に、釣りの豆知識というより釣りをしていくための健康上の注意となるのですが、「竿については継ぎ竿」などを選択するといいです。近年では、プロ志向の釣り竿などで最初から継がれている状態のロッドが売られていたりします。バスロッドであれば1.8mほどの長さになっているのですが、長さを変更することができないので、変更できる継ぎ竿のほうが良いというわけです。ロッドの大半はグラスファイバーか、もしくはカーボンロッドとなっていますので、電気を通しやすく電柱などがそばにある場合には感電などの危険がありますので注意して下さい。